猫二匹と暮らしていた我が家。

ですが色々な事情が重なり、二か月ほど前からもう一匹増えました。
2026年1月現在、三匹の猫と暮らしています。

それでまあ、これは個人的な体感の話なんですが、お世話の手間の増大具合が猫一匹→二匹に増えた時と、猫二匹→三匹に増えた時で全然違うように感じます。
特に猫のトイレ掃除。
これまで我が家の猫トイレは普通のトレータイプで、猫砂はひのきの水洗トイレに流せるタイプの物。
猫が排泄したら猫トイレごと人間のトイレに運んで、排泄物を掬ってトイレに流していました。
これはこれで猫の排泄物の処理が楽で匂いもあまり気にならなかったんですが、猫3匹ともなるとこれを繰り返す回数が尋常じゃない。気分的には家に居る間ずっと猫トイレの掃除をしている感じ。
それも休日はともかく、平日の時間がない中でやるのは結構な負担でした。我が家は計三つの猫トイレを設置していましたが、帰宅するとどれも結構汚れていたりして猫たちにも申し訳なかった。
という訳で、前々から導入を検討しては躊躇していた自動猫トイレを導入することを決めました。
躊躇していた理由は使ってくれなかった時の金銭的損失が大きい事が理由ですが、いい加減そうも言ってられなくなったので。
機種選定で重視したポイントは、
- 本体のサイズが大きすぎないこと
- 専用品以外の猫砂が使える事(重要)
- 出来るだけ匂いが漏れにくい事
- 猫砂が飛び散りにくい事
です。サイズに関してはどれも普通の猫トイレに比べたら大きくなってしまうのは仕方ないので、その中でも極力コンパクトな物を選ぶことにしました。理由は後述。
最終的に購入したのはこちら。

PETKIT PUREMAX2 猫用自動トイレ(amazon)
PETKITですね。多分一番売れているんじゃないだろうか…。
コンパクトさを重視したのは、画像のような台を作って上に物を置きたかったからです。我が家では上に猫のケージを置いている関係で、あまり高さを出したくなかったんです。

ケージの寸法+自動トイレの設置に必要な高さ(60cm以上)で作りました。トイレ単体だとスペースがちょっと勿体ないので…。

着弾時。箱は巨大です。

開封。まず出てくるのは付属のマットとステッカー。このマット、かなり猫砂の飛び散りを抑えてくれる優秀なアイテムでした。別で買わなくていいのは助かる。

本体のセットアップ自体は簡単で、あとはアプリ側で色々やる感じです。むしろそっちがメイン。なのでここまで画像が飛んじゃってます…すみません。
アプリですがちょっと日本語訳がガバガバなのと、Wi-Fiへの接続で苦労するかもしれません。入力時の大文字と小文字の違いで突破出来たり出来なかったりする設定項目があるので、根気強く頑張ってください。


ちなみに、アプリの画面はこんな感じ。各消耗品の状態と、猫たちの使用状況が把握できます。体重で猫を識別していますが、体重が近い子がいると識別が難しいと思われます。カメラ付きのモデルもあるので、そちらだと補完できているんでしょうか。
本体の構造、動きはシンプルだけど良く出来ていて、
①猫が排泄してシリンダー(猫砂を入れてある丸い空間)から出たのを感知すると、シリンダーが回転を始める。
②シリンダー内の緑色のフィルターが排泄物を濾しとる。
③濾しとった排泄物だけをタンクに格納する
④元の位置までシリンダーが戻る(この時に猫砂が平らに均される)。
という形で、シリンダーの回転という単純な動作のみで排泄物を除去しています。これは見ていて結構感動しました。
シリンダーの動作中に猫が近づくと動作を停止するので、安全性も考えられています。

排泄物は本体右側のこちらのタンクに格納されます。
タンクには専用の袋を被せています。この袋は結構優秀で、匂いが漏れ難い素材且つ、紐が付いていてそれを引っ張ることで簡単に袋の口を閉じることが出来ます。ただ、構造的に袋はサイズさえ合っていればなんでも使えそうです。
手前の四角いのは消臭剤で、タンク内の臭いを消臭してくれています。消臭剤の有効期間は30日。タンク自体も清掃時以外は内部でフタをされているので、外には臭いがほとんど漏れてきません。

こちらはシリンダー内に取り付けるスマートスプレー。猫が排泄した後や決めた時刻など任意のタイミングで消臭液のミストを噴霧します。我が家では一日3回決められた時間に噴霧する設定にして使っていますが、この頻度でも臭いが気になったことは無いですね。
●実際使ってみて
もっと早く導入すれば良かった。もうこの一言です。
毎日、一日数回の猫トイレの掃除から完全に開放されました。
懸念していた猫たちが使ってくれるか問題も、まったく問題ありませんでした。
しばらく今までの普通のトイレも設置したまま併用していましたが、むしろ自動トイレしか使わなくなりました。猫にとっても常に清潔なトイレは使い心地が良いんでしょうね。使わないので非常用の一つを残して今までのトイレは撤去しました。トイレの数が減って管理が非常に楽になりました。
人間のやることはタンクが一杯になったら袋を交換する事と、猫砂の補充くらいです。
我が家だと猫三匹で、大体三日でタンクが一杯になります。袋を交換するタイミングで、シリンダー内を拭いて掃除するようにしています。
本体の構造上微小ではありますがシリンダーの外にも猫砂が漏れるので、月に1回シリンダーを外して丸洗い、そのタイミングで漏れ出た猫砂も回収して掃除すると調子が良さそうです。
多少のメンテナンスの手間はあるものの、従来のトイレに比べたら圧倒的に掃除の手間と回数が減って楽です。本当に買ってよかった。
あとは副次的な効果になりますが、猫砂が外に飛び散りにくい形状とマットのおかげでかなり掃除が楽になりました。
それと防臭効果が高いので、トイレを置いている部屋の換気扇を回す頻度がかなり減りました。結果冷暖房効率も改善しています。
そして嬉しい機能の一つに体重の測定と排泄回数、時間を視覚化してくれます。体重による個体識別機能もあるので多頭飼いでも大丈夫です。急激な体重の増減が無いか、排泄回数が極端に多い/少ないかチェックできるのがありがたい。
●使う猫砂について
構造からみるに、緑色のフィルターの目より細かい猫砂であれば一応使うことは出来そうです。
ちなみに、フィルターは目の大きい物と小さい物の二種類が付属してきます。
ただし、使う猫砂とフィルターによって自動清掃の精度とタンクの溜まり方がかなり変わります。
フィルターですが、当然目の小さい物の方が小さい排泄物まで濾し取れます。小さなうんちの欠片などが残り辛くなります。
そして猫砂ですが、なるべく目が細かく、かつ素早くガッチリ固まるもの(ベントナイト系)がおすすめです。
目の細かい物の方がフィルターで余計に濾し取られることが無いので、量の節約になります。
そして清掃中はシリンダー内を排泄物が転がる動きをするので、ガッチリ固まる物の方がシリンダー内が汚れ難いです。
それとガッチリ固まる物の方が無駄なく固まってくれるので、タンクが一杯になるまでの余裕が出来ます。
我が家でも数種類の猫砂を試しましたが、一番良かったのはLIONのどこにでもあるやつでした。
逆に相性が悪いのは、我が家で使っていたウッドチップタイプの物ですね。
ベントナイト系ほどガッチリ固まらないのと、粒が大きく軽いので無駄にタンクに捨てられてしまいます。
それと我が家で自動トイレへの移行がスムーズに進んだのも、同時に猫砂をウッドチップ系からベントナイト系に切り替えたことによるものが大きそうです。猫は本能的にベントナイト系の砂を好むらしいので。
…あ、前提として住んでいる地域の廃棄方法に合った物を選んでください。基本的にタンクに溜まった排泄物は燃えるゴミとして処分することになると思うので、使用する猫砂が燃えるゴミとして廃棄可能か確認を。
●ランニングコストについて
普通のトイレからPETKITの自動トイレに変更するにあたって追加で購入しなければならない消耗品は
- 専用ゴミ袋 60枚 ¥2,280 (2026年1月時点)
- 専用消臭剤 3個 ¥2,980 (2026年1月時点)
- 専用消臭液(ミスト用)4本 ¥2,388 (2026年1月時点)
猫匹の我が家の場合ですが、一か月で換算すると
- ゴミ袋は三日に1枚消費、月で10枚。一か月¥380。
- 消臭剤は有効期間が30日。一か月¥993
- 専用消臭液(ミスト用)は一日3回の定期消臭、一か月仕様でボトルの半分程の消費量だったので一か月¥299
全て合わせると一か月に必要な消耗品の費用は¥1,672になりました。
※2026年1月現在、amazonで販売しているPETKIT純正品で計算しています。
この内、ゴミ袋はサイズさえ合えば専用品以外でも普通に使えると思います。
消臭剤系は、一定期間タンク内に排泄物をため込む都合上しっかりしたものを使った方が良さそうです。最悪無くても自動清掃という機能自体は全く問題なく使えるんですけどね。
コスト的に安いとは言えない金額ではありますが、この快適さを知ってしまうと惜しくは無いです。個人的には。
●ここが微妙、デメリット
ここまでべた褒めしてきてしまってPETKITの回し者みたいになってますが、当然デメリットやいまいちな部分もあります。
※当たり前ですがPETKITから金貰って書いてる訳でもありません。こんな弱小ブログだから当たり前ですが。。。
以下、デメリットもしくは微妙な部分
- 排泄物の状態が確認できない。これはデメリットというよりは自動トイレを使う時点で仕方ないところではあります。排泄後すぐに自動で清掃・回収されてしまうので。高齢な猫ちゃんや、持病があって排泄物の状態をチェックする必要がある場合には導入はおすすめできませんね。
- タンクが一杯にならないと通知が来ない。タンクが一杯になってしまうと自動清掃が働かなくなってしまい、シリンダー内に排泄物が溜まり続けます。防ぐにはこまめにタンク内の状態を見るしかないです。これは明確なデメリットなので、タンク内が一定量に達した段階で通知してほしいです。
- タンク内の排泄物が偏りがち。袋が一杯になる前に満杯扱いになって自動清掃が働かなくなります。使用する猫砂や排泄物の状態によっても偏り方に差が出ます。
- メンテナンスモード時の誤検知。これは個体差があるのかもしれませんが、猫砂を足すときに使うメンテナンスモードで何故か毎回センサーが誤検知し、動作が停止したままの状態になってしまいます。今後のアップデートで改善すると良いのですが…。
- シリンダー内の汚れが猫に付きやすいかも。これは構造的に仕方ないのですが、シリンダー内が排泄物や猫砂で少し汚れやすく、体の大きい猫ちゃんだと頭が当たってしまい汚れが付いてしまうかもしれません。シリンダー内の汚れはこまめに拭き取った方が良さそうです。
- アプリの日本語が怪しい。普段使用している時には問題ありませんが、初期設定の時にちょっと何言ってるかわかんない時があって少し困りました。海外のメーカーなので仕方ない部分ではあるんですが…。今後のアップデートで修正されることを期待します。
こんな感じでしょうか。
ある意味高機能が故の問題みたいなところもありますね。特にタンクが一杯になってしまうと自動清掃が働かなくなるので、外出前には特にタンク内の状態を確認しておいた方が良いです。
●最後に
メリットとデメリット共に挙げてきましたが、僕個人としては本当に導入して良かったと思っています。
我が家は猫が3匹になったことがきっかけでしたが、猫ちゃんが一匹でも導入する価値は大いにあると思います。
確かにかなり高価なので躊躇してしまいますが、猫ちゃんはいつでも清潔なトイレを使えるし、人間も掃除の手間や臭いを軽減できるしで、値段なりの価値は絶対にあると思います。
これからも使用していく上での耐久性など、気づいたことがあれば追記していこうと思います。
以上、参考になれば幸いです。
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