デルタ バレル4 逝く

久しぶりのバイクネタ。

はい、WR250に装着しているDELTAのバレル4サイレンサー。

軽くてコンパクト、作りも良く取り付けもしやすい良い物でしたが、音量、音質共に個人的に納得いかず。

そんなわけで、サイレンサー出口に付いているリストリクターというパーツをあれこれ加工して約一年ほど運用していました。

完璧まではいかずとも、普通に走る分には問題ない程度には改善したので(よかったら上に貼ってある記事を読んでみてください)満足していました。

ところが最近、通勤で乗っている途中に急に排気音がやたらと大きくなる現象が発生。

それはもうぶっとい低音で、大音量を奏でています。完全にアウトの音量です。

しかもそれに混じってなんかガシャガシャ音も鳴っています。

「あ、これやべー」と思いつつ、帰路の途中だったのでエンジンの回転をあまり上げないよう気を付けながら帰宅。

とりあえずマフラーの排気口を覗いてみると

はい、内側に溶接されているはずの細いパイプがもげていました。もげ!!

こうなるとサイレンサー入り口から出口までストレート、直管状態です。そりゃデカいけどいい音するよね。。。これがバレル4君の本当のポテンシャルか…。

(画像は後でサイレンサーを外した時に撮影したものです)

こちら健在の時のリストリクター君。まだ何も加工していない状態です。

右側の細いパイプが溶接目からもげていましたね。

サイレンサーを外してもげた部品を救出。サイレンサーから落ちて中間パイプの中に居ました。これがエキパイの中で暴れてガシャガシャ鳴ってたんですねー。形状的に大丈夫なのはわかってるけど、エンジンまで行かなくて良かった。

溶接は全周されていたんですけど、そもそもパイプを溶接しているプレートが1mm無いくらいの薄板。

熱やら洗車や雨の水分の影響も受けやすい場所だし、時間がたてば腐食して外れてもおかしくない。

だからといって品質に問題があるなんて、思っている訳でも言いたい訳でもないです。

そもそも、音量を抑えてあるとはいえこのモデルはレース用なので、長時間の公道走行みたいなシチュエーションは想定していないはず。

おまけに加工しちゃっているので、もう完全に自己責任です。本来の設計とは排気の出方も熱の入り方も変わるし、パーツを追加して少し重くなる分負荷も大きくなっていたでしょう。

パイプを溶接し直して修理するか、リストリクターごと肉厚な素材で自作しようかとも思ったんですが、

なんかこれ以上自分であれこれ手を入れても、いい方向には転ばない気がして…。

軽くて小さくて、それなりに気に入ってはいたんですがね。

色々迷った挙句、別のサイレンサーに交換することに決めました。

なんか全然役に立たないただの日記みたいになってしまいましたが、こんなこともあるんだよー、って事で誰かの参考になれば幸いです。

サイレンサー交換はまた後日に書いてみようと思います。

お読みいただきありがとうございました。

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WR250マフラー(サイレンサー)交換 ヨシムラRS-4J | hoshilog へ返信する コメントをキャンセル

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