自転車整備用トルクレンチ Amazonの安い奴を試してみる。GOYOJO プレセットトルクレンチ

今回の記事の要約

結論から言うと、
自転車整備には低トルク対応のトルクレンチは必須で、
コスパ重視なら今回紹介するGOYOJOのトルクレンチで十分使えます。

↓詳しく知りたい方は記事の続きをどうぞ。

目次

トルクレンチは必要?自転車整備で必須な理由

トルクレンチ、使っておられますでしょうか。
トルクレンチとは、ボルトやナットを設定したトルクで締め付けるための工具。
スポーツサイクル、特にロードバイクやマウンテンバイクを自分で整備・カスタムする方にとっては必須アイテムだと思います。

特にカーボンフレームの自転車の場合だと各部規定トルクが厳密に指定されていたりします。
締め付け不足だと部品の脱落、
逆にオーバートルクだとフレーム自体が破損してお釈迦になったりと実はかなりシビアな部分

高価で大切な機材と自分や周囲の安全を守るためにも、トルクレンチは必要です。

自転車用トルクレンチは高い

只そんなトルクレンチ、何でも良い訳では無いんですね。
自動車のホイール交換を自分でする人はトルクレンチも持っていると思いますが、
自動車で使うような物は対応しているトルクのレンジが高すぎる物がほとんど。

↑は僕が自動車のホイール交換やオートバイの整備で使っている物ですが、
対応しているトルクは20~110Nm。
しかしスポーツサイクルの場合ロックリングやペダルを除けば殆どの箇所が一桁台の締め付けトルク
そしてそんな低トルクに対応している物は意外と少ない上に、高価なんですね。

↑コスパに優れるSK11の物でさえ1万円近く(2026年3月現在)します。

↑自転車用の工具で有名なPark Toolになると2万円近いお値段に…。
勿論高価な工具には高価なだけの理由があります。
高い精度、耐久性、使い勝手の良さ…プロが毎日のように使用する上でのクオリティ。

でも僕らは整備のプロでは無いんですね。
そりゃ物が良いに越したことはないんですが、
そこまで使用頻度が多い訳でも無い物に対する投資としては少し高い…。
特に自転車用と銘打っている物は高価なものが多いです。

ですので自転車関連のワードは除外した上で、安価で良さげな物を探してみました。
※実際の使い勝手や精度を踏まえて、この記事ではプレセットタイプの物に絞ります。
メータータイプの物もありますが扱うのにコツが必要で、ちょっと使い辛い。
設定トルクへの到達が分かり易いプレセット型が良いのではないかと個人的に思っています。

安いトルクレンチは使える?実際に買って使ってみた

という訳で実際に購入して自転車の組み立てに使用してみたものがこちら。

GOYOJO トルクレンチ プレセット型 2-24N.m

ゴーヨージョ??というちょっと不思議なブランド名。
2-24Nmの低トルクに対応しているプレセット型のトルクレンチです。

Amazonで¥3,000程度(2026年3月現在)とかなり安価に購入することができます。
実は以前の記事でも軽く紹介している物なのですが、
使ってきて改めて良い物だったので、単独で紹介する記事を書こうと思って今に至ります。

ケース

まずはケースに収納した状態での外観。
ハードケース自体はよくあるタイプの物。ペラペラという事も無く、結構しっかりしています。
ただ青いシールはちょっと剥げやすそう。

セット内容

こちら中身。
セット内容ですが、

  • ハードケース
  • 取説
  • 校正証明書(黄色の紙)
  • トルクレンチ本体
  • 六角ビット(2mm,2.5mm,3mm,4mm,5mm,6mm,8mm)
  • トルクスビット(T10,T20,T25,T30)
  • ソケット(6mm,8mm,10mm)
  • エクステンション(4インチ(約100mm))

といった内容で、自転車で使うようなサイズのビットは一通り付属してきます。
3000円という値段に対してかなり充実した内容だと思います。

校正証明書

こちら校正証明書。内容を見た感じだとしっかり品質管理されていますね。
誤差も2%以内に収まっているようで、しっかり公称の3%以下です。
というか、この金額なのにちゃんとシリアルナンバーで管理されてるんですね。すご。

取説

ちゃんと日本語のページもありました。
翻訳も気になるような部分はありませんし、内容も分かり易くて親切です。

本体

ロゴ、主目盛りはエッチングでしょうか。
副目盛りは白の印刷っぽい感じですが、擦っても消えることはありませんでした。

反対側はシリアルナンバー、IN.LB(インチポンド)の目盛りが入っています。
あまり使うことの無い単位ではありますが、Nmに計算し直すのも面倒なので親切ですね。

本体の長さは約25cm。
低トルク向けとしては適度な長さで取り回しやすいです。

奥まった場所でも使えるよう100mmのエクステンションバーが付属しています。

設定

トルク設定は銀色のロックリングを下に下げながらハンドルを回して行います。
ロックリングを離すとロックがかかり、ハンドルが回らなくなります。
使っている内に勝手にハンドルが回って設定トルクが変わらないので便利です。

本当に精度出てるの?

校正証明書も付いてますが、そんなものは最悪誤魔化しが効きます。
本当に設定したトルク値でクリックが出ているのか。
僕にできる範囲で調べてみたいと思います。

使うのはこちらのトルクメーター。
0.6~12Nmの範囲でトルクを測定できます。

トルクメーターに6mmのソケット、
トルクレンチに6mmの六角ビットを取り付けて、画像のようにドッキング。
設定したトルクでクリックが発生しているかどうかを、トルクメーターで読み取ります。

結果。

2~12Nmまで1Nm刻みで測定しましたが、ほぼピッタリ設定通りの数値でクリックが発生していました。
精度はしっかり出ているようです。疑ってすまんかった…。

因みに自転車を1台組み上げた後にも同様の方法で計測しましたが、結果に変化はありませんでした。
後は使っていく間にどれ位狂いが出てくるかですね。
基本的にどんなトルクレンチでも狂いは出るので定期的な校正が必要なんですが、
このメーカーが校正に対応しているかは不明…。海外メーカーですし厳しそう。
ただ校正にも費用が掛かりますし、安いので買い直した方が早そうですね。

使ってみた感想

全然使えます。以上。
カーボンフレームのロードバイク1台の組立て、
カーボンフレームのフルサスMTBのメンテナンスに使用しました。

設定トルク到達時のクリック感も分かり易く、付属のビットがネジ頭をなめてしまうこともありませんでした。
設定トルクの上限が24NmなのでBBやロックリング、ペダルなどには足りませんが、
それ以外は殆どカバー出来ると思います。
設定の変更もロックリングを下げながらハンドルを回すだけなので簡単で良いですね。

なんか良いことばっか書いてて信憑性が怪しく思われるかもしれませんが、これといった欠点も無いんですよね。
強いて言えば主目盛りがちょっと薄くて読み辛いかな…。

とまあこういった感じで、満足のいく買い物となりましたことをご報告致します。
おすすめです。

以上、参考になれば幸いです。ここまでお読みいただきありがとうございました。

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