
こちらは妻が所有しているKawasaki ZX-6R 2015。
僕もたまに借りて乗るのですが、ビュンビュン回るエンジンが気持ちいい、乗っていて非常に楽しいバイクです。
そんな感じで僕が借りて乗った次の日。

パンクしとるやんけ(^o^)
分かり辛いですがエアーが完全に抜けてしまっていてタイヤがベコベコになっています。
乗っている時は特に異常も感じられず、普通に自宅まで辿り着いているのでやっぱりチューブレスタイヤは優秀ですね。
バイクを停めてタイヤが冷えてきたタイミングで空気が抜けだしたんだと思います。
これがチューブタイヤだったら異物が刺さったその場で空気が抜けきってしまい、即走行不能になってしまいます。
というかWRでそれが起こって地獄を見ました。それはまた別の話で…。
妻の物とはいえ人のバイク。
それを借りた僕がパンクさせてしまった訳なので、責任もってしっかりパンク修理していこうと思います。
…というか、ここ6年ほどの間で乗っているバイクのタイヤがパンクするのは3回目だったりします。
その時走っているルートも同じです。ちょっと多すぎやしませんかね。
交通量が多い道なので仕方ないところもあるんでしょうけど、やっぱり腹立つ(^ω^#)ビキビキ。
異物の摘出
まずはパンクの原因となった場所を特定して、刺さっていると思われる異物を除去します。

居ましたね。
なんか丸い棒?みたいなのが刺さっています。
今回はかなり分かり易いパターンですね。

↑以前別のバイクでパンクした時にタイヤに刺さっていた物。
薄い金属片のようなものだったので、場所の特定に少し苦労しました。
刺さっている異物がかなり細かったり、すでに抜けて無くなっているパターンもあります。
その時はタイヤに水を掛けつつ空気を入れて場所を特定するんですが、今回は十中八九こいつが犯人。
とりあえずペンチを使ってタイヤから異物を引っこ抜きます。

お?(^ω^)

抜けました。
ふざけんじゃねえ(^ω^#)
なんだこの金属製のピンのような物は。
鋭利な物体を道路に投棄するような馬鹿野郎には、う○んこが止まらなくなる呪いをかけておきました(^ω^)
冗談はさておき、
原因となった異物も除去できたのでパンク修理を進めていきます。
使うパンク修理キット
使っていくパンク修理キットはこちら。

デイトナが出しているチューブレスタイヤ用のパンク修理キットです。
コンパクトで携帯出来るサイズ感にまとまっているので、万一のためにも持っておくと安心です。
注意点としてはチューブレスタイヤ用です。
ワイヤースポークホイールのバイクに多いチューブタイヤはパンク修理できません。
チューブタイヤのバイクに乗っている場合は充填タイプの修理剤を使ってください。

中身はこんな感じで、
パンク修理に使用する道具一式とCO2ボンベが入っています。
空気を入れることまで出来る内容になっているので、
出先でパンクした場合でも自走できる状態まで回復することが出来ます。
パンクしてレッカーを呼ぶのも時間も費用も勿体ないですし、
直せる状態ならその場で直せた方が良いですよね。
慣れると10分くらいで修理できますし、自転車のパンク修理より簡単ですよ。
…まあ慣れるまでパンクなんてしたくないのが本音ですけどね!!!
穴を広げる
まずはこの凶悪な形をしたリーマーを使って、異物を除去した後の穴を広げていきます。

なんでパンクを修理するのに穴を広げるんだと思うかもしれませんが、
基本的にチューブレスタイヤ用のパンク修理キットは穴に別のゴム(プラグ)を詰めることで穴を塞ぐ物なので、
ある程度のサイズの穴でないとプラグを詰める事が出来ないんですね。
ですので、この工程では容赦なく、しっかりと穴を広げておきます。

ズボッと。
タイヤに対して真っすぐ、垂直にリーマーを突き立てます。
最初は穴が小さくて入り辛いので、少し回したり小刻みに揺すったりしつつ抜き差しして穴を広げます。
リーマーがスムーズに抜き差し出来るようになるまで穴を拡張できたらOKです。

こんな感じで広がりました。
タイヤの内部には金属製のベルトが通っていたりして結構固いので、頑張ってください。
プラグを穴に詰める
穴を十分に広げられたので、これからゴムのプラグを詰めて塞いでいくのですが、
ここで問題発生。

ゴム同士を接着するためのゴム糊のチューブなのですが、
前回パンクした時に使い切っていたのか、それとも自然に気化して無くなってしまったのか、
カッスカスで一滴も出ません。
このゴム糊も無いとパンク修理できない重要なアイテム。無いと話になりません。
しかも一度に結構たっぷり使います。
この状態でキットを携帯していても無意味です。出先じゃなくて本当に良かった…。
無いとどうにもならないので近所のホームセンターで買ってきました。

ついでにプラグも補充できたのでまあ良いでしょう。

ここで個人的な技というかコツなのですが、
先ほど使用したリーマーにゴム糊を塗って、穴に馴染ませておきます。
これをやっておく事で、この後プラグを入れる時に失敗し辛くなる気がします。

こちらが穴に差し込むプラグ。細長いゴム片って感じの物。

プラグ表面の青いフィルムを剥がして、ニードルの先端の穴に差し込みます。
プラグの中心まで差し込んでください。
この時、プラグが伸びたり千切れたりしないよう慎重に。

プラグ全体に、先ほどのゴム糊を塗ります。
垂れても良いので、全体を覆う位塗ってください。少ないと失敗します。

穴からリーマーを抜いて、狙いを定めて。

ズズッ…と真っすぐ奥まで突き刺します。
ある程度入ったところで、ゴムプラグはそれ以上入らなくなります。

そのまま真っすぐニードルを引き抜くと、タイヤにプラグが残りニードルだけが抜けます。
これで穴を塞ぐことが出来ました。
余ったプラグをカットする

表面に飛び出て余ったプラグはカッターで切って取り除きます。
画像はキットに付属するカッター。

カットしました。
多少プラグが表面に出ていても、走っている内に削れて馴染むのでそんなにシビアにやらなくて大丈夫です。
別にカッターじゃなくても、ニッパーでもハサミでもカットできますよ。
タイヤにエアーを入れる
無事穴も塞がったので、タイヤに空気を入れていきます。
今回は出先でのパンクを想定して、キット内のCO2ボンベを使用してみます。

使用する道具はこちら。左上から
- バルブ
- エアーホース(右上)
- CO2ボンベ(左下)
- ボンベカバー(右下)
まずはバルブにエアーホースを接続します。

バルブの金色の金具を回しながらホースをしっかりねじ込みます。
次にバルブにボンベを接続するのですが、
ボンベを接続する前に必ず、バルブの黄色いノブが締まり切っているか確認してください。
右に回すと締まります。
これが開いていると、ボンベを接続した瞬間に空気が外に抜けきってしまい、ボンベが無駄になってしまいます。

確認できたら、ボンベにカバーを取り付けて、

接続。
これでCO2ボンベを使う準備が整いました。

ホイールのバルブにホースをしっかりねじ込みます。
そのまま黄色いノブを開いていくと、ボンベ内の圧縮されたCO2がタイヤに一気に充填されます。
とは言え、一本では十分な空気圧にはなりません。
キットの取説によると、17インチタイヤの場合、キット内のCO2ボンベ3本を全て使って、120kpa程度まで入るようです。
ZX-6Rの場合、リアタイヤの適正空気圧は290kpa。
適正空気圧には程遠いので、出先の場合はガソリンスタンドまで移動して空気を補充する必要がありますね。

それともう一つ注意点として、ボンベを使うと金属部分がキンキンに冷たくなります。
低音やけどのリスクがあるので、
金属部分には触らないか、グローブをして作業してください。(そのためのボンベカバーです)。

一度使用したボンベはこんな風に穴が開くので、使いきりです。

僕は幸い自宅での修理なので、ボンベは一本だけにして残りは自転車用のフロアポンプで空気を入れました。
ただ自転車と違って空気量が多い分、ポンピングがマジでハードでした…。電動空気入れ欲しい…。
適正空気圧まで空気を入れて、パンク修理は完了です。
空気圧チェック、様子見
パンク修理後はしばらくエアゲージを使って空気圧をチェックしてください。

↑僕が使っているこのタイプはバイクだと使いにくいので、
ゲージからホースが伸びているタイプのものがおすすめです。
もし空気圧が落ちていくスピード早い場合は別の箇所がパンクしていたり、
パンク修理自体がうまくいっていない可能性があります。
その場合は一旦バイク店などでプロに見てもらうのが安心だと思います。
パンク修理後1週間位は、乗る前に空気圧を測って問題がないか確認しておきましょう。
まとめ

そんなこんなで、無事パンク修理することが出来ました。
作業自体は簡単で時間もそれ程かかりませんし、
キット自体も高価な物ではないので自分でチャレンジするのにおすすめの内容です。
とは言え、やっぱりパンク自体無いに越したことは無いんですけどね~~。
路肩付近は異物が溜まっていることが多いので、あまり近寄らないようにしましょう。
それと、サーキットを走ったりタイヤに強い負荷がかかる走り方をする人は、タイヤ交換してください。
言うまでも無いとは思いますが…。
ちなみにですが、

↑これをやる前にもパンクしていて、同じキットで同じように修理しましたが、問題なく走り切れています。
一般的な走り方であれば、タイヤの寿命まで問題なく使い切る事が出来ると思いますよ。
では、ここまでお読みいただきありがとうございました。
参考になれば幸いです。
そして道路に異物を落としたお前、許さんからな。(しつこい)

コメント