2021年の1月から飼育を始めた、我が家のレオパことヒョウモントカゲモドキ。

モルフ(柄)の名前は長すぎて忘れてしまいましたが、
黄色ベースに茶色の斑点が入った体色の女の子です。
妻がつけた名前は、飼い始めた時の季節に因んで「みぞれ」。
…なのですが、歩くのが大好きな子で、いつもケージの中を闊歩していることからいつの間にか「かっぽちゃん」と呼ばれています。
大好物はミルワーム。
人間に対してもほとんど警戒心が無く、
毎日ケージの中を散歩しながらのんびり暮らしています
そんなレオパとも気付けばもう5年も一緒に暮らしてきた訳なんですが、振り返ると平和なようで色々あったなと。
一般的に飼育難易度が低く初心者でも飼いやすいと言われるレオパですが、実際のところはどうなんでしょう。
今回は、5年一緒に暮らして感じたことと、現在の飼育環境についてまとめてみようと思います。
5歳になるレオパの現在
記事を書くにあたって、改めて健康状態をチェックしてみました。

体長は約15cm、体重は54gと、小柄な方ではあるものの適正な範囲に収まっています。

体形も太すぎず細すぎずで健康的だと思います。
よく歩き回っているせいか、たくさん食べても太る気配がありません(笑)
あまりによく歩き回るのでケージが落ち着かないのかと思い、
レイアウトを変えたりケージ自体やその置き場所を変えたり、色々試しても変わらず。
どうやら単に歩くのが趣味っぽいです。

たまにシェルターに上半身だけを突っ込んだ状態で寝ています。
我が家ではこれを「行き倒れ」と呼んでいます。
あまりに警戒心の欠片も無い姿ですが、
それだけリラックスして過ごせているのだと思うと飼い主としては嬉しいですね。
レオパ飼育の実際。
レオパの飼育について、実際に飼ってみて感じた事をまとめてみます。
飼いやすさ
初心者でも飼育しやすいとよく言われるレオパですが、
それは概ね正しいけど、注意が必要というのが僕の結論です。
設備
飼育に必要な設備は、他の爬虫類と比べてもかなりシンプルです。
ケージのサイズも30×45cmもあれば本当に十分で、
プラケースや100均のシューズボックスを加工した物でも飼育可能です。
また、一般的なトカゲ類で必要になる事が多い紫外線ライトやバスキングライトも不要。
基本的な保温用のヒーターで温度を保てばOKです。
餌
レオパの基本は昆虫食。
ですが今は人工飼料も種類が多く充実していますし、慣れやすい個体も多い印象です。
実際、我が家で飼育している個体も早いうちから人工飼料を食べてくれました。
なので生き餌への抵抗がある人でも飼いやすい部類だと思います。
どうしても生き餌が必要な場合でも、餌用コオロギであれば扱っているお店も多いですし、
ネットで購入することも出来るので入手性が良いのもありがたいです。
毎日のお世話
毎日のお世話もかなり楽な方だと思います。
基本は飲み水の交換と、排泄物があれば掃除する程度。
成体であれば毎日給餌する必要も無いので、お世話の負担はかなり少ないですね。
鳴くことも無く、匂いや汚れもかなり少ない。
賃貸住宅やスペースに限りがある場合でも飼育しやすい生き物だと思います。
一方で、注意しておくこと
“飼いやすい”のはそうなのですが、決して”簡単な生き物”ではないと感じています。
温度と湿度
レオパは見た目以上にデリケートなところがあり、
特に温度と湿度の管理はかなり重要になってきます。
ここが適切でないと、脱皮不全を起こしたり、
食欲を落として調子を崩してしまうことがあります。
脱皮時
特に脱皮時は注意が必要で、
指先に皮が残ってしまうことで出血したり、
最悪の場合は指が欠損してしまうこともあります。
体が白くなる脱皮の兆候が出たら、湿度は特に気を付けておく必要があります。
我が家で飼育している個体も、湿度が低かったせいか脱皮不全を起こしてしまい、
指先が腫れたような状態になってしまったことがありました。
以後、脱皮のタイミングは湿度を高めに維持するようにして回避しています。
コンディションの維持
個体によってもかなり差はあるようですが、
結構太りやすい反面、短期間の拒食などで急に痩せてしまったりもするので、
健康的な体系を維持するのに気を遣います。
与える餌の内容、排泄状態などをしっかり観察して積極的にコントロールする必要があります。
病気
上記の注意点をかなり意識していたとしても、
病気になる時はなりますし、血便や卵詰まり、誤飲などのトラブルも起こります。
出来るだけ初期で変化に気づいて、早めに病院に連れていくことが大切になります。
丈夫で飼いやすいようで、実はかなりデリケート。
毎日の小さな変化を気にしながら、長く付き合っていくタイプの生き物なんだと思います。
現在の飼育環境
飼育を始めて5年経った現在でもちょこちょこと改良はしていますが、
ベースとなる要素はかなり安定してきたので紹介してみます。
ケージ
飼育初期は体がまだ小さかったのもあり、
100均で売っているシューズボックスに穴を開けたもので飼育していました。


シューズボックスは軽くて丈夫な上、穴を簡単に開けられるので湿度の調整がし易かったりと、
自作ケージの素材としてかなり優秀なんですよね。
今もメンテナンス中の待機部屋として活用しています。
現在使用しているのは、鈴木製作所のプラケース特大フラット。

横435×奥行345×高さ198mmと、レオパ飼育において十分な広さ。
レギュラーサイズのペットシーツが丁度良く敷けるのも良いところ。
プラケースは軽量なのでお世話の際の出し入れもし易く、丸洗いも簡単。
透明な範囲が広いので観察もしやすいですね。
価格も¥3,000程度と手頃なので、かなりおススメです。
床材
床材はペットシーツを使用しています。
排泄などで汚れたら交換する形です。

以前は砂タイプの床材(画像はココナッツサンド)を使用していたこともあったのですが、
何故か砂をバクバク食べてしまい、餌を食べられなくなってしまう事件があり即使用中止しました。
個体によるところが大きいとは思いますが、
誤飲のリスクを考えるとペットシーツが一番安全なのではないかと思います。
ヒーター
我が家の場合はエアコンで室温を25℃にキープした上で、
パネルヒーターでホットスポットを作るようにしています。
使用しているパネルヒーターはこちら。
ダイヤルで温度調節が出来るので使いやすいパネルヒーターです。
温めすぎ防止にも節電にもなるので非常におすすめ。
水入れ、その他

水入れはシェルター兼用の物。水は最低でも二日に一回は交換するようにしています。。
他は無くてもいいのですが、水槽用のオブジェを置いています。
飼育する上で必要な物では無いのですが、
よく草の陰で休んだり、洞窟の中に隠れたりしてるんですよね。
飼い主の自己満なのはわかっていますが、無いよりはあった方が楽しく暮らしてくれるんじゃないかと思っています。
ちなみに、水槽用のオブジェは丸洗いできる(当たり前ですがw)ので、衛生的で扱いやすいです。
あとは倒れたりして生体がケガをしないように、なるべく安定感のある物を選ぶようにしています。
餌
餌は飼育を始めてすぐから人工飼料に餌付いてくれたので、ずっと人工飼料メインで与えています。
ただ、どうも同じ種類の物が続くと飽きてしまうようで、あまり食べてくれなくなったりします。
その時は別の種類のフードに変えてあげるとまた食べるようになるので、恐らく本当に飽きてるんでしょうねw
それと、これは実際の経験を通して得た事なのですが、
人工飼料に餌付いている場合、生き餌は与えない方が良いです。
我が家では別の生き物用に与えていたミルワームを増やし過ぎてしまったことがあり、
一時期レオパにもその消費を手伝ってもらっていた時がありました。
その時に、どうもかなりミルワームが気に入ったようでバクバク食べる反面、
今まで食べていた人工飼料は食べなくなってしまいました…。
ミルワームより人工飼料の方が栄養バランスには優れているので、
出来るだけ人工飼料の方を食べてほしいのですがなかなか難しいです。
生き餌は飼育し始めで人工飼料に餌付いていない時か、
本当に人工飼料を食べない時のための奥の手的な使い方に留めておいたほうが良さそうです。
病気の実例
紹介したレオパと同時期にもう一匹飼育を始めたレオパが居たのですが、
本当に残念ながら亡くなってしまいました。

…ですが、ドヤ顔みたいな表情が可愛く「どやちゃん」と呼ばれていました。
ハイイエロー(として売られていた)の♀で、3年弱一緒に暮らしていました。
直接の死因は「卵詰まり」。
レオパって交尾せずとも、メス単体で産卵することがあるのですが、
その卵を上手く産む(排出)することが出来ずに、そのまま弱って死んでしまいました。
どうも個体によっては卵を持ちやすい子がいるようで、
同じ環境で同じ餌を与えているみぞれの方は一度も無いのに、この子は計二回も卵を持ちました。
一度目は普通に卵を産むことができ産卵後は回復したものの、
二度目はお腹に卵を抱えたままあっという間に弱って亡くなってしまいました。
正直有効な対策は思い浮かばないのですが、
やはりいつもと少しでも様子が違ったら動物病院で診察を受けるべきなんでしょうね。
そういう意味では一度目が大丈夫だったという慢心が招いた結果だったんだと思います。
本当に反省しています。
まとめ
そんな感じで、
我が家のレオパ飼育5年目の現状をまとめてみました。
色々書いてはみましたが、
レオパってやっぱり魅力的な生き物だし、飼っていて凄く楽しいんですよね。
表情は豊かで動きものんびり、
それに人にも慣れやすい。癒されます。
爬虫類という事で難しいのではと身構えてしまう気持ちもわかりますが、
調べてしっかり準備しておけば意外と大丈夫なものですよ。
この記事がレオパを飼育している人や、
これから飼ってみたいと思っている人の参考になれば幸いです。
ここまでお読みいただきありがとうございました。

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